長期的に持ちたいセクションではあります。
本書ではアメリカ株が長期的に上昇する根拠を
1 アメリカの経済の規模は世界最大
2 アメリカは人口増加率が高いので、潜在成長率が高い
3 アメリカは生産性、教育水準が高くので、潜在成長率が高い
4 アメリカ企業の株主資本利益率(ROE)が高い
5 アメリカが世界の経済をリード
としています。
また、NYダウを
モンテカルロシミュレーションで計算すると
2022年ごろには4万ドル、
2030年ごろには6万ドルに
上昇するとでてきます。
これは机上の計算ですが
優れたリーダーが登場する面でも
日本よりはずっと期待できる国でしょう。
アメリカ株を購入するには、個別株、
インデックス・ファンド、ETFといった方法があります。
また個別株を購入したい人向けに
アメリカ株の口座開設や入金方法、購入方法、
さらにはバリューライン
(日本でいえば「四季報」)の読み方、
ダウ30種の研究、株価予想の方法を
2通り紹介しています。
あまりにもあっさりしているので
実際に個別株に投資するには材料が少ないと
感じられます。
また、今年(2010年)に入ってのギリシャ国債から
起きた混乱については触れられていません。
ただし、じっくりと長期投資をするのなら
ボラティリティも低く、確実性は高いので
アメリカ株は分散投資のひとつとして
採用してもいいでしょう。
日本で購入するには、英語がよほどできるのでない限り
インデックス・ファンドが購入しやすいでしょう。
となると、この本って必要かな〜とも思うんですけれどね。
投資初心者がアメリカ株の概要を知るにはいいでしょう。
今回の金融危機の原因のひとつとなったアメリカの過剰消費とそれを反映した経常収支の大赤字は、2009年のアメリカの貯蓄率上昇と経常収支の改善にみられるように、すでに大きく転換する兆しを見せています。
アメリカ株実質投資リターン+アメリカのインフレ率+ドルの対円為替損益―日本のインフレ率=アメリカ株実説投資リターン+ドルの対円為替損益+アメリカのインフレ率―日本のインフレ率
ドル・円為替レート7つの決定要因
1 絶対的購買力平価
2 相対的購買力平価
3 経常収支バランス
4 短期金利差
5 長期金利差
6 モメンタム
7 米国政府の為替政策
マーケットの恐怖指数=VIX指数(S&P500指数オプション・プレミアムに内在するインプライド・ボラティリティ指数
予想株価=予想1株当たり利益(EPS)×株価収益率(PER)
アメリカ株投資のゴールデンルール(黄金の5つの法則)(抜粋)
1 アメリカ経済の成長とグローバル化の波に乗ることが長期的には極めて重要
2 短期的にはアメリカの景気は循環
4 バリュエーション(価値評価)は常に重要。株価収益率(PER)、シラー株価収益率、PEGレシオ(PERに成長率を加味した指標)、純資産倍率(PBR)、配当利回り(1株配当÷株価)
はじめに
第1章 長期投資をするならアメリカ株しかない
アメリカはとにかくデカイ
ダイナミックで魅力的なアメリカ企業
時価総額ランキング
ダウとは何か?
S&P500とは何か?
ナスダック総合指数とは何か?
なぜアメリカ株投資がおすすめなのか?
日本株やエマージング・マーケットよりも魅力的な理由
【コラム(やや上級者向け)】NYダウは1万ドルから2022年に4万ドルへ!
アメリカの偉大な投資家ウォーレン・バフェット
第2章 アメリカ株取引を始めるには
まず「外国証券取引口座」を開設する
米ドル資金を用意する
アメリカ株を注文する
アメリカ株の売買方式
値幅制限はなし!
第3章 インデックス・ファンドでかしこい資産運用
インデックス・ファンドとは何か?
インデックス・ファンドの魅力
投資信託でインデックスを買う
ETF革命を利用せよ!
どんなインデックスが買えるのか
インデックス投資の妙味
第4章 アメリカ版会社四季報「バリューライン」の活用法
おばあちゃんも知っている「バリューライン」とは?
「バリューライン」活用法
「バリューライン」で1株利益のトレンドラインを引こう!
そのほかの参考になる情報源
第5章 ダウ30銘柄徹底研究
アルコアは素材の王者
アメックスはカード事業復活で大反発
ボーイングは世界最大の航空宇宙企業
バンク・オブ・アメリカはメリルリンチ買収をテコに新展開
キャタピラーは世界一の建機メーカー
シスコシステムズはハイテクの成長株
シェブロンは石油の有望企業
デュポンは名門化学企業
ウォルト・ディズニーは世界のドリームランド
ゼネラル・エレクトリックは世界一のコングロマリット
ホーム・デポは日曜大工の王様
ヒューレット・パッカードはシリコンバレー起業家の元祖
IBMはハイテクの老舗
インテルは半導体の雄
ジョンソン・エンド・ジョンソンはバンドエイドでおなじみ
JPモルガン・チェースは金融危機後の勝ち組ナンバーワン銀行
クラフトフーヅは食品の巨人
コカ・コーラはスカッと爽やか
マクドナルドはビッグマックでおなじみ
3Mはエクセレント・カンパニーの代表
メルクは医薬品の老舗
マイクロソフトは世界最大のソフトウェア企業
ファイザーはバイアグラで世界最大の製薬会社に
P&Gは石鹸・洗剤で主婦の友
AT&Tはアメリカ最大の通信会社
トラベラーズはAIG後の有力保険会社
ユナイテッド・テクノロジーズは知る人ぞ知る超優良企業
ベライゾンは高配当の通信会社
ウォルマートは世界最大のスーパーマーケット
エクソンモービルはエネルギーの巨人
さあ、アメリカ株の最適ポートフォリオをつくろう!
第6章 アメリカ株長期投資ではドル・円レートを忘れよ!
ドル・円レートは短期ではランダムウォーク
ドル・円レートの中長期トレンド
ビッグマックとカフェラテでドル・円レートの長期適正水準を考える
インフレ率格差でドル・円レートを説明する
【コラム】基軸通貨ドルは復権する(通貨のネットワーク外部性)
実質リターンに注目すれば、ドル・円レートを忘れていい!
第7章 アメリカのマーケットを理解せよ!
なぜアメリカ株は2009年に回復したのか
アメリカ株式市場をチャートでみる
セクター別のリターンはどうなっているか
NYダウ工業株30種銘柄別のリターンはどうなっているか
VIX指数(恐怖指数)で買いどきを探る
S&P500移動平均線から買いどきと売りどきを探る
第8章 アメリカの重要経済指標を理解せよ!
アメリカ株に影響を与える経済統計
経済指標をみるポイント
第9章 機関投資家に学ぶアメリカ株勝利戦略
アメリカ株の確率的予想法
EPSとPERはアメリカ株評価の2つのキーワード
1株利益はどこから来るのか?
年末の株価をどう予想するか?
S&P500は500ポイントか、それとも2100ポイントか
株式の三位一体はアメリカ株にも当てはまる
第10章 アメリカ株投資のゴールデンルール
大恐慌時でも株を買い続けていれば儲かった
NYダウ・チャートはバブルか?
アメリカ株式市場は失われた10年から再生の10年へ
オバマノミックスでアメリカ経済はどうなるか
オバマノミックス勝利の秘密
アメリカ株はいまフェアバリュー(適正株価)
アメリカ株投資のゴールデンルール(黄金の5つの法則)
中丸友一郎
★★★



